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「かぶりを振る」と「うなずく」

2026.07.29

「かぶりを振る」と「うなずく」

こんにちは 吉田順一教育研究所です。

「かぶりを振る」と「うなずく」

 小学生の文章で登場人物が「深くうなずく」という表現が出てきました。対応する表現として「かぶりを振る」を示し子ども達が意味(どんな仕草か)を知っているかどうかを確認しました。「かぶり」は「頭」で、頭(や首)を横に振ることは不同意を示す仕草ですね。昔の小説に出てくるようなやや古風な表現なので、大人でもすぐには意味が浮かばない言葉だと思います。6人の6年生で知っている生徒は予想通りゼロでした。さて問題は「うなずく」です。どういう仕草かたずねたところ、皆首をひねるばかり。言葉として聞いたことがあるかとたずね直したところ、聞いたことがあるという生徒もなんと一人しかいませんでした!その子にどういう仕草かやってみてごらんとお願いしたところ、その実演を見て他の生徒は「なんだそれか」と深くうなずくのでした(笑)。読解以前のベ-スになるのは語彙の力です。自分が知っていることを言葉で表現する力が、今危機的な状況にあることを痛切に感じた一幕でした。

それではどうするべきか。それはまた改めて。